基本を一つ一つ丁寧に焦らず釣りをする。


これが一番ピンボケの少ない写真です
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6/28   長良川水系・K川


無駄なく無理なく、釣りをする。

フライフィッシングを始めて間もないうちは、釣りをしている時間とトラブル処理をしている時間
どちらが多いか分からない程、トラブルが多発すると思います。

その多くは注意不足か技術不足から発生する事が多く
基本的な事ですが、一つ一つ丁寧に釣りをする事である程度は改善させます。


例えば、キャスト前に引っかかりそうな枝がないかを確認する。
ガイドにフライを引っ掛けている状態なら、手できちんとフライを持って外す。
ラインは、流されて石に挟まらないよう置く場所を考え無駄にラインを出しすぎない。
もう一度、狙うポイントと引っかかりそうな枝がないかを確認してからキャストする。

かなり面倒くさいですが、トラブルが頻繁に発生するうちは手を抜かず
一つ一つの動作を丁寧にする方が、トラブルが少なくトラブル処理に使っている時間を
釣りに使う事が出来るので、結果的に釣りをしている時間が長くなったりします。



このようなポイントは、魚を発見しやすいのでキャスト前によく見てみる。
RIMG3902.jpg


後は、魚が教えてくれる。

写真のポイントで魚が見えたので、狙ってもらいました。

とりあえず、自分が魚を見つけた位置からでは魚の姿を発見する事ができなかったので
キャスト位置まで移動して 魚が見えるまでポイントを観察。

魚が泳いでいる姿を確認してからキャスト。


残念ながら上の枝に引っかかってしまい、少し引っ張ってみるも外れることなく終了。
頭上の枝が揺れて警戒してしまったのか魚は沈み、警戒モード。

フライを取りに行く前に自分もフライを流してみたのですが、何とか出てきてくれたものの
フライを食べるか迷った末の追い食いで、下流に向かって追い食いする形になり
フライを触った感触もなく自分も終了。

最初から魚が見えていれば、こちらが取った行動に対して採点をしてくれるので
魚が見えるようになると良い悪いの判断が早く付けれるようになると思います。



トラブルさえ無ければ釣れたかもしれない尺イワナ
RIMG3909.jpg


釣れるポイントを増やしていく。

ヒラキのポイントに関しては、釣れる流れ方をしている事も多く
実際に魚も出てきてくれたのでヒラキを普通に釣る分には問題ないと思います。

ただ、木が被っているポイントやサイドキャスト前提のポイントが苦手のようだったので
少しサイドキャストのコツ(?)とプレゼンテーションの方法をやりまして
ある程度は、違いが実感出来てもらえたと思います。


同じレーンを流すにしても、ラインの置き位置やスラッグの入れ方の違いだけで
フライが流速よりも遅くなったり早くなったりと流れ方が変わってきます。

少しづつ釣りを出来るポイント数を増やしていくと、安定して魚が釣れるようになると思います。



やってみてください。 と言われた時しか自分は釣りしてないですよ 2匹目の尺上イワナ
RIMG3913.jpg


大きいか小さいかは、居る魚が釣れるだけなので

ポイントによってある程度 魚のサイズは予測出来ますが、時として魚が入っていなかったり
予想外に小さな魚が入っている事があります。

しかし、小さな魚が入っていたとしてもそのポイントに居る魚を釣ることが出来るというのが重要で
たとえ40cmの魚がそこに居たとしても釣る事が出来ないのであれば20cmであろうが40cmであろうが
同じ事だと思います。

サイズに関係なく、居る魚をきちんと釣れるようになる事が重要なのだと自分は考えます。



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対岸の巻きを釣る。

 
対岸の巻き1


リーダー&ティペットの役割


ドライフライで魚を釣りたい場合、何をしたら良いかというのはとても単純に考えていて
フライが魚の居る所へ流れていけば、魚は何かしらの反応をしてくれると思っています。

図1は、見やすいようになにも書いていない図です。
図2は、フライラインから先にあるリーダー&ティペットで出来る役割みたいなものです。


緩衝帯は、メンディングの時に使用する空間みたいなイメージで
緩衝帯が無い状態でフライラインを引っ張るとスラッグを引っ張っている事になり
せっかく作ったスラッグがなくなってしまいます。

流れに流されていくフライラインもメンディング時と同様にスラッグを引っ張る原因になるので
スラッグを削らない為に設ける緩衝材的空間です。


スラッグ部分は、流れていくフライを送り出す部分です。
フライが落ちた場所から魚の居る位置までの間、流れに乗って自然に流れる為には
スラッグもフライと同じ方向に流れるか、スラッグが伸びていく事で
フライに与えるラインの影響を抑え、レーンを外れにくくしてくれます。


実際にフライが流れるレーン。
フライが着水してから魚の居る位置までの流れる区間。

フライに魚が出てくる前から、魚はフライを見ているので
ある程度手前から自然に流す事が出来ると魚が出てきてくれる確率が上がると思います。



対岸の巻き2


立ち居地によって変わるラインの置く位置


図3は、下流から巻きを狙った時のライン取りで
距離を取っている分だけ魚に気づかれ難いのがメリットで、この位置から釣りになるならベストです。

ただし、技術的には難しく 狙ったポイントにフライが落とせるのはもちろんとして
手前にスラッグを作ってから落とさないと流れの上に落ちたフライラインは下流に引っ張られ
すぐにドラッグが掛かってしまいます。


図4は、横から巻きを狙った時のライン取りで
この距離まで来るとメンディングで強い流れを回避する事も出来て
フッキングの角度も良くなるので、フライに魚が出てきてくれればキャッチ率が高いです。

デメリットとしては、石に寄り添って魚が付いている時は比較的この立ち居地でも魚が出てきてくれますが
完全にヒラキへ魚が出てきている場合 (図1の緩衝帯の位置) だと
キャスト位置へ行く前に逃げてしまうので、そういった場合は下流から狙うしかありません。



対岸の巻き3


目的と手段

図5は、上から巻きを狙った時のライン取りで
フライを流すだけなら一番簡単な立ち居地です。

簡単なのですが、ティペットが魚の上を通過するためティペットを嫌う魚には警戒されやすく
魚が出るか出ないかは、魚の気分次第な所があります。


3種類の立ち居地を紹介しましたが、図3・図4・図5の流すレーンを示す矢印は
立ち居地が替わってもほぼ同じで、フライが着水してから魚の居る位置まで自然に流す事が
目的であり、立ち居地・ラインの置き位置というのは手段になると思います。

出来る事なら魚に気づかれない遥か彼方からフライをキャストし
フライが水面に着水すると同時にティペット・リーダー・フライラインが消えてなくなると
完璧なぐらいきれいにフライが流れると思います。

しかし、ティペット・リーダー・フライラインがないと魚を釣ることが出来ないので
出来る限りフライに影響がでないよう、魚に警戒されないようなライン取りをして
巻きを釣るようにしています。



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自分一人では、見ることの出来ない可能性

 
ナイスファイトでした! 体力的に今がピーク? イワナ32cm
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6/14   九頭竜川水系・B川


イワナはどこまで見えているのか?

普段使用しているティペットは4X~5Xで、5月ぐらいからは4Xがメインになってきます。

ティペットが太くて魚が釣れないと思った事はないですが、おそらく魚はティペットが見えている。
もしくは、違和感を感じている事が出来ると自分は思っています。

ミッジピューパや半透明の極小シャックを捕食している事からも
その程度のものは見えているのだと思います。


では、ティペットが見えている魚の上に落ちたらどうなるのか?
本来、見えている魚の上にティペットを置いてはいけないのですが
何かしらの条件により乗ってしまう事もあるかもしれません。

もしも、餌を食べに出てきている魚の上にティペットを置いてしまったらどうなるか。
全部が全部同じ反応を示すわけではないですが、ティペットを魚の上に落とすと・・・
魚は、静かに流れの中へ帰っていく。 事がある。 

最初から魚が見えている状態で、ティペットを魚の上に落とさないと見る事が出来ないので
なかなか見る機会も少ないとは思います。



釣りやすいヒラキのポイント。
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視界に入っていても、意識に入っていない?


何度か流して、やっと魚が出てきてくれた。 なんて事があると思います。
同じレーンを同じフライが流れているのだから、食べたり食べなかったりするのは不思議です。

使用するシステムを替えずに何投目かに釣れたとすると
釣れた要因として2つ可能性があります。

一つは、フライの流れ方が悪く魚が出てこなかった。
釣り人側の流し方が悪くて出ない事もありますが、食べ難い波の時は出なかったりするので
100%釣り人が悪い訳ではないですが、おおかた釣り人が原因の事が多いです。


もう一つは、視界に入ってはいたが気づかなかった。
視界に入っているのに気づかない事があるのか?

意識がどこに向いているかで、気づかない事もあると思います。

釣り方としては例外になりますが、水面を意識していない魚に一度水面を意識させる流し方をしてから
次の一投を普通に流すと普通に出てきてくれます。

沈んでいるイワナをドライで釣る場合に有効な方法です。



父が34cmのイワナを釣りました。
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こんなにも魚が居るのに。

この日は、キャストする前に魚の居るであろう場所をよく見ると魚を確認する事が出来て
相当数の魚が出てきていたと思います。

とりあえず、自分が魚を見つけたら他の人に譲るといった感じで釣り上がったのですが
思ったよりも釣ってもらう事が出来ず、魚が居ても釣れるとは限らないという現実が

魚の数が多い川・魚のサイズが大きい川へ行けば、それに比例して数やサイズが上がりますが
やはり釣り人自身の腕を磨くのが大事なのだと思いました。



尺イワナは、自分が31cm~33cmが3匹  父が34cmが1匹
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要望に応じて、サポート内容は替わります。

 
巻きの最後でライズしていたイワナ。 
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6/12   九頭竜川水系・I川


時間と場所を考慮して、入る区間を考える。

イワナを釣るなら午後からの方が餌を食べる場所に入っている事が多く
特に巻きのようなポイントは、午後からの方が反応が良い。

個人的には、午前中にヒラキで午後から巻きを釣るつもりで入る区間を決める事が多く
時間帯によって入る区間を替えるのが良いと思っている。


区間を細かくするとポイントになり、ポイントによって棲んでいる魚のサイズがある程度決まっていて
過去に大型の魚が釣れたポイントというのは、川が変わらない限り毎年良いサイズが釣れる。

問題は、そこに良いサイズの魚が居るとして いつ餌を食べる場所に出てくるのか?


堰堤下のような深いポイントでは、大型の魚が棲んでいる事が多いが
居るからといって いつでも釣れる訳ではない。

餌を食べに出てくる場所と時間を合わせて釣りをしないと、場所は合っているのに魚が入っていないとか
魚は出てきているのに狙っている場所が違うといった事になってしまう。

実際にロッドを振って釣りをする技術のほかにも、いつどこで釣りをするのかといった
釣りの組み立てをするのも 魚釣りでは重要な要素の一つになっていると思う。



前日の雨で、川は増水。   今シーズン初めて来た時と同じぐらいの水量。
RIMG3765.jpg


釣り上がりのサイトフィッシング

サイトフィッシングというと、プールのような所でしか出来ないというイメージがあるかもしれないが
実際は、普通に釣り上がっていてもキャスト前に魚を見つける事が多々ある。

プールのようなポイントはもちろん、巻きや瀬といったポイントでも
よくよく見ると魚の姿を見つける事が出来る。


魚を見つけれると何が良いかというと、仮にその魚が釣れなかったとしても
そこに魚が居たという事を知る事ができ、いつ魚が逃げてしまったのかを見る事が出来る。

キャストする位置に立った時に逃げたのか、フォルスキャストの時に逃げたのか
フライが着水した時に逃げたのか、フライにドラグが掛かってしまった時に逃げたのか。

また、釣れた場合でも どのようにしてフライを食べたのか。
レーンを替えず静かに浮いてきてフライを食べたのか、ドラグの掛かったフライを追いかけ食べたのか
悩んだ末におっかなびっくりフライを食べたりと 結果的に釣ってしまえば同じかもしれないが
どの段階で釣れなくなったのか、どの程度なら釣れるのかといった基準を作るには
見えないより見えた方が得られる情報は多いと思う。





 
1人では撮れない角度からの写真 
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6/13   長良川水系・K川


ひとつひとつ、出来る事を増やしていく事。

フライフィッシングというのは、まったく知らない人が始めるにはかなり敷居が高いと思う。

技術的にも難しいが、何が必要なのか・どこへ行けば良いのかといった所から始まり
ネットや専門店で得た情報を頼りに釣りへ出かけても、何をして良いのかよく分からない。

すでにフライフィッシングを何年か続けている人が知り合いにいれば
その人に頼んで釣りに連れて行ってもらうのが良いと思う。


はじめはフライに魚が出ても合わせる事さえ難しいかもしれないが
出てくるのが予測できるようになってくると、きちんとフッキング出来るようになり
気持ちよく釣りをする事が出来るようになるはず。

今となっては、自分がフライフィッシングを始めた当時の事は覚えていないが
多分、自分も最初はそんな感じだったのだと思う。



良いサイズも混じり、何匹か釣れました。
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魚が釣れれば楽しい。

始めのうちは、1匹も釣れない日もあるかもしれない。

たまに釣れるとサイズに関係なく嬉しい。

魚を釣っている姿を見ていて、自分はとても楽しそうに釣りをしているように見えた。


難しい事抜きにして、楽しいのが一番良いと思う。
楽しければまた釣りに行き、どうやったら魚が釣れるだろうかと色々考える。

そうやって考えて、色々試して釣りをするのが楽しいと思えるなら
きっと釣りは上手くなるはず。


始めは出来ない事ばかりかもしれないが、これからもフライフィッシングを続けていって欲しいと思う。



この場所で、見えている魚を釣ってもらいました。
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魚を釣るために必要な事。

まずは、魚を見つける事。
居るであろう場所を予測する事が重要な要素になってくる。

今回は、自分が魚が居るであろうポイントや先に魚を見つけてから
「そこに魚泳いでいるの見えます?」といった感じで魚を見つけているので
どこを釣れば良いのか分からないという事はなかったはず。


魚を見つけれたなら、どうやってその魚を釣るか。
立ち居地やフライをどこに落とすかといったアプローチ方法を考えます。

始めは、まっすぐにしかキャスト出来ないと思うのでバリエーションが少ないですが
サイドキャストなど複数のキャスト方法、フライのプレゼンテーション方法を選択できるようになると
木の覆いかぶさっている場所や、複雑な流れの中に居る魚も釣りの対象として見れるようになります。


最後に頭の中でイメージしたアプローチを実際にやってみる。
きちんと魚を認識していて、きちんとしたアプローチ方法を構築しているなら
その通りに再現すれば必ず魚は釣れるはず。

再現は個人の技術的な事になるので、見ている自分としては上手くいく事を祈るのみですが
この3つが自分が考える 釣りを構成する3つの重要な要素です。



 

生息環境 大調査(後編)

 
これは、良い水溜りだ。
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6/7   九頭竜川水系・I川


水溜りフィッシング 

I川で一番良いと思われる水溜り。
魚が生活していける環境があれば、規模に関係なく小さな水溜りにも魚が居る事がある。

大抵の場合、水溜りでは餌を探して魚がクルージングしている事も多く
遠くからよくよく見ると魚を発見する事が出来る。

もし、見当たらない場合は石の影や隠れれそうな障害物の近くへフライを落とすと
下から魚が出てくる事が多い。


水溜りフィッシングの面白い所は、先に魚を見つけてから狙って釣るサイトフィッシングであり
通常のサイトフィッシングでは、川の流れに乗せてフライを魚の元へ送り込む釣り方だが
水溜りでは、水の流れがないので魚の方からフライに近づいて来てもらわないといけない。

魚の姿がはっきりと見えているので、フライに向かってゆっくりと泳ぎだすところから観察する事ができ
ほんとうにゆっくりとフライを食べる所が見れる。

これは、通常の釣りでは味わえない感覚だと思うので
水溜りを見かけたら 魚を探して欲しい。



その水溜りに居たイワナ   白点の印象が強く、ほかのイワナと少し違った模様をしていた。
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いつ、どこに私(釣り人)と貴方(魚)が居るのか。

2日間に亘り、調査目的で釣りをしてみて思ったのは
まったく釣れなかった区間は一つもなく、27cm前後であれば短い区間でも1匹ぐらいは釣れた。

渓相を見る限り、尺以上のサイズも確実に居ると思うので
大型を狙うのであればタイミングだと思う。


そう。 タイミング。


どこにでも居るのに、なぜいつもより尺率が下がってしまうのか。
それはタイミングにあると思う。

諸事情により3時ちょいで調査を終了したが、午後1時ぐらいからアベレージサイズも上がってきて
なんとか尺上が1匹釣れたものの、28cm・29cm止まりが多かった。

知っている区間であれば、入渓~脱渓までの所要時間が分かり
渓相も把握しているので、良いポイントに良い時間通過出来るように調整できる。

時間調整の為に堰堤上で30分ほど石を積んで暇つぶしをしてみたり
あまりサイズの期待できないポイントは、無視してペースを上げたりしている。

おそらく、そういった時間調整が効いているのではないかと思う。



いつも見る模様のイワナ
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自分は、可能性を見てみたい。

ドライフライで渓流魚を釣る場合、一つの基準である尺。

自分も一つの基準として尺以上の魚を釣る事を目標としているが
それは一般的にドライフライで釣れるであろうサイズが尺ぐらいなだけで
ドライフライに限定せず、ルアーなども含めると40cm台や50cm台というサイズも
実際に釣られている。

もしかすると釣られていないだけで、本当はもっとすごい魚が居るかもしれない。
可能性としては、限りなくゼロに近い可能性であってもゼロではない可能性が存在する。


ドライフライで釣る事は難しいかもしれないが、そんな可能性を考えてしまうと
尺ちょっとで満足してしまうのは、尺ちょっとの大きさにしかなれない魚だと評価してしまう事になるし
尺程度の魚しか育たない川だと言ってしまっているようなものだと思う。

贅沢な事を言っているように思えるかもしれないけれど
存在するかもしれない可能性を無いものとする事は、自分には出来ない。



 

生息環境 大調査(前編)

 
いつもと同じ#10のカディス 
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6/6   九頭竜川水系・I川



行く先々、釣り人多し

2日間に亘ってI川を広範囲に釣りをしてきました。

初日は、3箇所ほど入りたい所を候補に考えていて順番に車で見ていくものの・・・

1箇所目:餌釣り1名が入って行く所を見てしまい
2箇所目:餌釣り3名が入渓地点の近くで釣りをしていて
3箇所目:餌釣り1名が帰ってくる所でした。

と、餌釣り多いな

仕方がなく3箇所目の「餌釣り1名が帰ってくるところ」から調査する事に。
この3つの選択肢の中では、一番時間差が出来ているので中型ぐらいまでは出てきてくれるでしょう。



餌釣りの後ろで釣りをする場合

基本的にフライにしても餌釣りにしても、得意不得意があるので
先行者が何をしているかが分かると狙うポイントも絞り易くなってきます。

餌釣りの場合、極端に浅いポイントや枝が張り出していて流し込まないと流せないようなポイントは
魚が残っている可能性が高いです。

また、ドライフライで釣りをする場合 対象となる魚が餌釣りと違う事が多いので
2~3時間も空ければ普通に釣れる事が多いです。

釣り人が歩く手前側は、あまり良くありませんでしたが対岸はぽつぽつ釣れ
おそらく餌釣りがやらなかったであろう浅いポイントで今シーズン2匹目の30台後半が釣れました。

脱渓地点まで行くと、フライの人が1名居たので1箇所目の調査は終了。
2箇所目へ向かいます。



水深20cm程の浅いところにいたイワナ36cm
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2箇所目の所に戻って、調査

2時間弱釣りをしたので、2箇所目の所に戻り調査開始。

1箇所目に比べ大場所が多く、数は出ないものの出れば大体尺前後。
I川は大場所がぽつぽつある川なので、居る居ないで言えば尺ぐらいであれば
大抵どの区間へ入っても出てきてくれます。

ついでに先週37cmが釣れたらしい支流にも少し上ってみましたが29cm止まり
川通しで戻らねばならない為、早々に引き上げました。


そして1箇所目に戻って少し釣りをしようと思うと、ちょうどルアー3名が帰ってくる所。
まぁ、適当な所に入ってちょいちょいでこの日の調査は終了。

尺上は、4匹だけでしたが28cm~29.5cmまでのイワナはぽつぽつどの場所でも出てきてくれたので
先行者が居ない状態で、釣るつもりならもうちょっと良い釣りが出来ると思います。



堰堤に限らず大場所っぽい所で出れば、大抵尺前後でした。
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尺~31.5cm までを3匹   複数尺上が出た場合、良い写真だけを載せる事にします。
RIMG3670.jpg


生息環境 大調査(後編) の予定

初日に入った感じから言うと、ある程度の大場所があればそれなりにサイズが上がるので
大場所はじっくり釣りをしたい所ですが、要所以外は様子見程度にして渓相を見るのを主とします。

川通しで戻らねばならない川は、ちょっと大変なので川沿いに道の走っている本流をメインに
出来るだけ最近入っていない区間へ調査しに行こうと思います。



 

変化する思考と手法

 
渇水の長良川本流 (瀬)
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5/31   長良川水系・本流 / 長良川水系・N川



久しぶりにテンカラをまじかに見る。

今日は、テンカラの人が1名 フライの人が自分を含め3名で長良川本流へ。

ここ数年、テンカラの人と釣りに行く機会がなかったので
久しぶりに見るとどんな印象を受けるのか興味津々

釣り方の違いはあれど、何をしたいのか。 どういった意図があるのか。 などは参考になるので
同じフライフィッシングを見るよりも 新しい発見が出来る可能性も高いのではないかと思います。



テンカラのイメージ

ラインの長さが固定であるが故にポイントまでの距離が遠い場合は
技術云々ではなく物理的に無理なので、長距離には向かず
近距離は、ロッド・固定のラインがデメリットになり 多少の距離は取らないと投げ難い。

テンカラの間合いは、中距離でこそメリットが活き
強い流れがあっても空中にラインを維持出来る為、中距離の間合いが維持出来る釣り場では
フライよりもメリットがあるように感じる。


ここまでは数年前に見た時の印象と同じで、ここから先は数年前には思わなかった事である。

テンカラの毛鉤を落としてから回収するまでの時間が、数年前に見た時の印象より短かった。
毛鉤を水面につけてから、1・・・2・・・3・・・ぽん。 ぐらいのタイミングで回収しているように見えた。

1・・・2・・・3・・・の数字の時にラインにテンションを掛けて、少し誘いを掛けて
動きに対する反応で魚を出すリアクションバイトみたいな効果があるように思う。


もう一つ思ったのは、テンカラは流れてきた餌ではなく 落ちてきた餌 という印象。

フライでもそうだが、流れてきたフライと落ちてきたフライでは大きな違いがある。
当時は、 流れてきた。 と 落ちてきた。 の違いに気づいていなかったが
これは、今だから感じる印象だと思う。



25cmのアマゴが釣れたのだけれど・・・
RIMG3648.jpg


全体的に小型が多かったので、少し実験してみた。

実験内容は、こんな感じ。

ドライフライで魚が出る状況で、ドロッパーにカディス・リードにニンフの釣りをしたらどうなるか?
いつかのようにサイズが上がるのか、もっと数が釣れるのか。

ドライフライで釣れている時に沈める事がないので、この機会に実験をしてみた。


沈める事で得られる主なメリットは、ドライフライで釣れないような流れでも釣れる事。
デメリットは、ドライフライ単体に比べてキャスティング精度が下がる。

この時の水量は、渇水気味でドライフライで釣れないような流れというのは少なく
魚も浮いていたのでメリットがメリットとして機能しなかった

逆にデメリットであるキャスティング精度が下がる事により、小さなポイントが釣りにくくなり
ポイントに制限が掛かってしまった。




で、結果どうだったのか。

ニンフが下にぶら下がっているというのにカディスの方に魚が出る
カディスとニンフの間は40cm程で、魚の視界にはニンフが見えているであろうはずなのに
わざわざ水面まで出てきてカディスを食べるということは、そういう事なのだろう。

餌釣りは、日が昇って真昼間になると釣り難くなるらしい。(餌釣りをした事がないので、本当かどうかは不明)
しかし、フライでは真昼間でも魚が釣れるし朝方よりもよっぽど釣り易い。

昼間でも魚が釣れるし、泳いでいるのであれば 本物の餌が流れてくれば食べてしまう気がするが
釣り難くなるという事は、水中を流れる餌よりも水面の餌に意識が行っているのだと思う。


あまりにも水中のニンフを無視して、カディスばかりを食べるので 実験は早々に中止したが
ドライフライで釣れる時は、ドライフライで釣る方がメリットも大きいように感じた。

残念な事にニンフを無視してカディスを食べて釣られてしまったのが写真のアマゴ
沈めてもサイズは上がらず、まったく釣れなかった

沈めたら大きいのが釣れる訳ではなく、状況に合わせた釣り方が必要で
釣り方に合わせた条件選びが重要なのだと思う。



 

今年も尺率高いようです。

 
まだ水量も多く、ほとんど白泡だらけ。
RIMG3586.jpg


5/30   九頭竜川水系・I川/長良川水系・本流


条件は、魚に味方した。

水量が多くなると流し易いヒラキはなくなり、障害物の陰に出来た緩い所を主に釣ることになる。

対岸に出来た障害物周りはポイントが狭く、引っかかる木の枝や手前の強い流れに邪魔され
ナチュラルにフライを流すのが困難になり、なんとか魚を出す事に成功しても
ドラッグが掛かっているとフッキングが浅くなってしまう。


上手い事掛かったとしても、手前の強い流れが魚に見方するので
大型になるといくつか下の段に落としてからでないとランディングする場所がなかったりする。

魚有利の条件が揃うので、普段以上に良く引いてくれてとても楽しい



33.5cmの尺上イワナ   対岸の緩いポイントに居ました。
RIMG3572.jpg


競争倍率が高いほど、サイズが良いの法則

シーズン初めの増水しているような状況だと、普段ヒラキである場所は白泡だらけで
餌を食べる場所ではなくなる。

しかし、徐々に水温も上がり始め水生昆虫も動き出してくると それに合わせて魚も動き始め
餌を食べ始めると魚にとって困った問題が出てくる。

餌を食べる場所の取り合いである。


まだ水量が落ち着いていない状況では、餌を食べれるポイントが限られるので
餌を食べようと思うと限られたポイントに入らなければ餌を食べれない。

そうなると小さな魚は、大きな魚に追い払われ良いポイントに入る事が出来ず
この時期に餌を食べる事が出来る魚となると、必然的に大型の魚が多くなるように感じる。

ただし、雪代の入っている増水時期に行けば大型が釣れるという訳ではなく
釣り自体は難しくなり、釣れれば良いサイズというだけで釣れない可能性も高い。

今回は、なんとかドライフライで反応してくれたので
全ていつものカディスで釣る事が出来ました。



まだ成長途中の31.5cm
RIMG3600.jpg

こちらもまだ成長途中の31cm
RIMG3638.jpg

雪のトンネル
RIMG3640.jpg


尺率は高いけど、桃源郷ではないという事実。

一番良い状態には1週間程早い感じでしたが、とりあえず今年も釣れる事が確認できたので
まだ行っていない別の区間・支流に調査へ行こうと考えています。

監視員の人の話によると、この日に別の支流で37cmのイワナが釣れたそうで (餌釣りですが)
尺ぐらいであればどの区間に入っても釣れる可能性があり
釣り人が多い割には、尺率の高い珍しい川だと思います。


今回入った区間でも、先行者の足跡がありました。
たぶん、午前中に入ったのかな?

川に沿って道が続いているので、川へのアクセスはとても良く他の釣り人もよく見かけるので
けして人が来ない桃源郷と言うわけでなく、釣り人多数の中で釣りをする普通の川です。

釣れたら釣れただけ魚を持って帰ると居なくなってしまうので
持って帰るにしても程々の数にしてもらえると、来年大きくなってまた釣る事が出来るかもしれないです。



今シーズン1匹目の30台後半 36cmイワナ
RIMG3608.jpg

他 尺イワナ2匹
RIMG3587.jpg
RIMG3604.jpg


夕方は、長良川でイブニング

夕方少し雨が降って、気温が下がってしまった為か水生昆虫の羽化が少なく
ほとんどライズがありませんでした。

かろうじて終わりがけにイワナらしきライズを発見し、対岸の流れ流してみて。とポイントを譲るも
何投かしてライントラブル

代わりにやってと言うので、釣ってみたら29cmのイワナでした。


あれ・・・? このやり取り去年もやったような (2014/5/19参照)

今年の長良川イブニングは不発が多く、思った以上にライズがなく
なかなかサイズが上がらない日が続いています。



測ってもらったから間違いなく29cm 写真の撮り方次第で印象が変わってくるな 
RIMG3641.jpg


次回は、行った事のない支流へ挑戦だ

たぶん、来週あたり良い水量になっていると思うので知っている区間に入れば
おそらく何匹か尺イワナを釣ることが出来るでしょう。

しかし、釣れると分かっていて釣るよりも 釣れるかも知れないと思って釣りをする方が楽しいので
行った事のない別の支流へ、行きたいと思います。 


 
お魚カウンター
プロフィール

taku

Author:taku
 
内山 拓巳(うちやま たくみ)
愛知県在住の釣り人

渓流のドライフライをメインに
オフシーズンは、ニジマスなど
年中釣りをしています。




フライフィッシングサービス 春夏秋渓も宜しくお願いします。
http://ffs85.blog.fc2.com/

連絡用アドレス
basilisk0088@yahoo.co.jp
 

当ブログはリンクフリーです。
御一報下されば、
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いただきます。
 

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