イワナの不思議

 
よくここまで育ってくれました。 これからもがんばって。
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6/4   長良川水系・M川 九頭竜川水系・I川


前回の続きから。

流れてくる物が餌かゴミかは、どっちでも良いのではないか。 についてです。

なぜ、そう思うかと言うと そもそも餌以外の物を食べても吐き出せば良いのだから
本物の餌かそれ以外のゴミかについては気にする必要はないのではないか? というものです。


ライズしている魚を見ていると、よく植物の茎や枯れ葉の破片を食べては吐き出している事があります。

水生昆虫の羽化がある時を除けば、基本的に1分に1回以上餌が魚の目の前に流れてくる事は少なく
それ以上の頻度でライズしている魚は、ゴミをとりあえず食べて餌かどうか確認している可能性があります。

巻きでライズしているイワナが、一度吐き出した植物を一周回ってまた流れた時に同じく食べて吐き出したり
流れてきたタバコを食べて吐き出すアマゴが居たりと、もう少しよく見てから食べた方が良いんじゃないの?
と言いたくなるような行動を取る事があります。

ルースニングの時にマーカーを食べる魚なんかもよく居ますが、餌に見えるのでしょうかね?
大抵、そういった餌ではない物を食べる時は疑いながら食べているようには見えません。

なのにフライを見に来てUターンしたり、フライが落ちた瞬間に逃げ出す魚が居ると思います。
ゴミは食べて確認するのになぜフライは食べなかったのでしょうか。



魚にとって、もっとも重要視する事は何なのか。

食べない。 逃げ出す。 といった行動は、危険を感じたからだと思われます。

本物の餌かどうかは、たいした問題ではないですが
危険か危険じゃないかについては、大きな問題です。

例えば、何の力も掛かっていない状態で流れてくるゴミであれば
流れている途中で急にレーンを変えたり、流れる速度が急に遅くなったり早くなったりする事はありません。
もし、そんなゴミがあれば それは危険なゴミです。 


また、フライを食べたように見えたのにバシャっと水しぶきだけ残して一目散に逃げていく魚が居ます。
これも普通に考えてみると不思議な行動ですよね。

ゴミを食べて吐き出している魚を見ていると、当たり前のようにゴミを食べてから吐き出しています。
ゴミだったからといって、逃げ出したりはしません。

よくよく魚を見ていると、とても不思議な行動をとっている事があるので
すぐに釣ってしまうのではなく、しばらく見ているというのも一つの選択肢だと思います。



28cmぐらいまで釣れれば、普通の川としてはまずまず?
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初めて入る区間へ調査

今回は、航空写真を見る限り良さそうに見える場所があったので調査へ行ってきました。

先週の夕方に入り口だけ少し釣りをしてみた時は、25cmぐらいのがぽつぽつ混ざり
ヒラキでライズしているイワナも居て良さそうな印象でしたが
夕方で小雨が降ったり止んだりという条件を考えると、普通の昼間にどの程度釣れるかが気になります。


今回は昼間に入り、少しマイナス要因がありまして
先行者らしき車が1台止まっていた事と、渇水である事。
まぁ、それも踏まえて調査に入ってみました。

やはり、先週の夕方のようには釣れず 先週良かっただけに少しがっかり

それでも時々は、イワナが泳いでいる姿を見つける事もあり
渓相もまずまずの感じ。

先行者ありで考えれば、それなりに良いし
先行者なしでも2時間半ぐらいで8匹ぐらいなので
渇水で昼間なのを考えれば、悪くはないかな?

とりあえずは、28cmまでしか釣れませんでしたが
ポイントの規模などから考えれば尺ぐらいは普通に居ると思われます。

あまり釣り上がると帰りが大変なので、2時ごろに引き返し始め
戻ってくると、まだ車が止まっていたので釣り人なのかなぁ・・・

早めに調査が終わって、良い時間になったので
I川を見に行ってみました。



やっぱりI川の方がサイズが良いな・・・。 イワナ35cmRIMG5824.jpg


思いのほか近い所に大物が居たりする事も。

尺上率の高いI川ですが、釣り人の数も多く入渓も楽な事から大型の魚が残っているのは
少し不思議に思う所です。

基本的にはどの川でも、20cmが釣れるポイント。 25cmが釣れるポイント。 と
ポイント毎にある程度は、餌を食べに出てくるサイズが決まっています。

20cm台の魚が居る場所は、教科書に載っているような分かり易いポイントが多く
泡が流れてくるようなバブルレーン、流れと流れが合流する餌が集まるポイント。

たまには、そういったポイントでも尺以上のサイズが釣れますが
そんなポイントで餌を食べていたら、尺になる前に釣られて川から居なくなっている事でしょう。


ドライフライで尺以上のサイズが釣れるポイントというのは
多くの人が見落としがちなポイントのようで、そういったポイントにだからこそ
大きく育ったイワナが残っているのかもしれません。

ここで重要なのが、”ドライフライで”という所です。

ルアーで釣るわけでもなく、餌で釣るのでもなく、ドライフライで釣りをしている訳ですから
ドライフライで釣れる尺上ポイントを釣るべきです。

たぶん、多くの人が思っているイワナの尺上ポイントは
ルアーで釣る尺上ポイントのような気がします。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

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6月の定期釣行会は、6/25 (土)・6/26 (日)です。

九頭竜川水系・I川かH川で釣行予定。
当日、先行者の有無を確認しながら入渓地点を決めたいと思います。

 

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最近おもうこと

ここともう一ヶ所のイワナの尺上率は異常やと思う。 けど尺上が多いって知っとるのは一緒に連れて行ってもらったでやし。

少なくとも素人に毛の生えた程度では一秒も流せやんで四月にイワナを二桁釣れるように頑張るわ! とか言いながら今年はせっせとアマゴを釣るのでありました。

四月の中下旬がアマゴの盛期ってのが4年目で初めて解りました。これからも、「あぁあれはそう言う事か」ってのが随所に出てきそう

Re: 最近おもうこと

> ここともう一ヶ所のイワナの尺上率は異常やと思う。 けど尺上が多いって知っとるのは一緒に連れて行ってもらったでやし。
>
> 少なくとも素人に毛の生えた程度では一秒も流せやんで四月にイワナを二桁釣れるように頑張るわ! とか言いながら今年はせっせとアマゴを釣るのでありました。
>
> 四月の中下旬がアマゴの盛期ってのが4年目で初めて解りました。これからも、「あぁあれはそう言う事か」ってのが随所に出てきそう


アマゴとイワナの混生河川だと、4月はイワナ8~9割 アマゴ1~2割という割合で釣れるのに
この時期になると逆転して、アマゴ8~9割 イワナ1~2割に逆転したりしますよ。
こないだ見に行ったら、見事に入れ替わっていました。

アマゴだけの川、イワナだけの川でも魚が入れ替わる時期があるので
今後、色々な発見があると思いますよ。
お魚カウンター
プロフィール

taku

Author:taku
 
内山 拓巳(うちやま たくみ)
愛知県在住の釣り人

渓流のドライフライをメインに
オフシーズンは、ニジマスなど
年中釣りをしています。




フライフィッシングサービス 春夏秋渓も宜しくお願いします。
http://ffs85.blog.fc2.com/

連絡用アドレス
basilisk0088@yahoo.co.jp
 

当ブログはリンクフリーです。
御一報下されば、
こちらからもリンクを貼らせて
いただきます。
 

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